ルナーリア族は”月の裏側”の住人?「lunar+rear」で紐解ける!

最新1023話にて明かされたキングの種族。

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「ルナーリア族」

今回は、その正体についていくつかの手掛かりを基に考えていこうと思う。

①ルナーリア族のネーミング

「ルナーリア(lunaria)」で検索をかけると、ラテン語で「月のような」と言う意味だったり、「ルナリア」という植物が出てくるようだが、そんな簡単にヒットするような意味を尾田さんが作品に入れることはないだろう。

恐らくこれは、ラフ(laugh)テル(tale)の前例に見られる造語ではないかと私は考えている。

ルナーリアを二語に分けてみよう。

ルナー+リア

lunar+rear

月の+裏側

どちらも英語で、lunarとは「月の」という意味の形容詞(moonは名詞)、rearは「後方、背面、裏側」という意味がある。

これで次のような仮説が立てられる。

ー「ルナーリア族は月の裏側から来た種族」ー

深掘りしてみよう。

②月の裏側という概念

ⅰ.月の表裏

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月は常に同じ面を地球に向けていてその半球を「表側」、反対面の半球を「裏側」とする概念が存在する。その表裏の地形は、意図的に分断したかのように顕著な違いがあるというから実に奇妙である。

特に裏側に関しては、アポロが有人着陸した表側に比べて分かっていることが極端に少なく、2019年に史上初の着陸をした中国の無人探査機が現在も調査中を続けている。

その謎の深さから月の裏側は、古くから物語の題材に使われることが多い。その代表的なものがこちら。

ⅱ.ケプラーの「夢」

ケプラーとは、1600年代に生きたドイツの天才天文学者である。

数々の理論や法則を見つけた彼が「月の表裏」を題材にしたのが「夢」という小説であり、この本は人類史上初のSF作品だと言われている。

ONE PIECEは、今まで数多くの童話、神話、実話からオマージュをしまくって、数多くの”月”に関する伏線を張って来たことから、月に関する有名な小説であるケプラーの「夢」をオマージュする可能性は十分あり得る。

「夢」の内容の一部が次のようなものだ。

・月には「表側の住人」と「裏側の住人」がいる
・半球と半球の間には境界線が引かれている
・月特有の環境から巨人がいたり巨大植物が育つ

これらはONE PIECEでも聞いたことがあるはずだ。

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青色の星の境界線「レッドライン」

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特有の環境で動植物を異常な速度で育む「空島」

その空島編が月と大きな関わりがあったことも興味深い。 

もう一つの月の「表側の住人」「裏側の住人」は、エネルのスペース大作戦からヒントを得て考えてみよう。

③月の表と裏の住人

ヒント(1)ロボット兵の存在

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こちらの壁画から読み取れることが三つある

・三種の人には交流がある(敵同士ではない)
・皆白い羽
・ロボット兵が武器を持っているので彼らには別の”敵がいた”

ヒント(2)宇宙海賊

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・ロボット兵に瓜二つのスペーシー中尉達を容赦なく倒す宇宙海賊

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・船や服が黒いイメージ
・温度計の様なものが付いた者はロボット?

以上のヒントを繋ぎ合わせると、僅かな可能性ながら次のようなシナリオが考えられる。

・宇宙海賊は月の「裏側の住人」
・太古の昔から白い羽を持つ「表側の住人」と何らかの原因で敵対関係を続けてきた
・お互いにロボット(クローン)を開発して戦いに使った

全員が完全に黒というわけではないし、”黒いイメージ”というだけで裏側の住人とするのは安易だとは思うが、満月の時を想像して欲しい。その時月の裏側は完全に闇に包まれることや、先述したように謎が多いことから裏側の住人は黒いイメージで描かれる作品が多いのだ。

仮にそれがONE PIECEでも採用されているのなら、キングが真っ黒であることはルナーリア族が月の裏側の住人であるヒントなのかもしれない。

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ただし、宇宙海賊がルナーリア族かというとそうではないだろう。宇宙海賊は「月の裏側に住人がいた」という僅かなヒントで、そこにはいくつかの種族が住んでいたのではないだろうか。

いずれにしても、表側の住人の羽が”白”で、ルナーリア族の羽が真逆の”黒”というのは表裏を感じさせる要素だ。

もう一つ別のキーワードも考えてみよう。

④「神の国」

マルコの回想からは、ルナーリア族がレッドラインの上に「神の国」を建国していたことが分かる。

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「神の国の建国」といえば、月の都市ビルカの末裔かもしれないエネルが同じ発言をしていた。

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これら二つの繋がりから考えられるのが、以下のような関係だ。

「エネル(神)は青色の星から神の国の建国のために月へ向かった
↓↑
「ルナーリア族(神)は月から神の国の建国のために青色の星へ向かった

そして、月から降り立ったルナーリア族は、何らかの理由で月と同じような境界線を造るため「レッドラインを造り、そこに住んだ」と。

もっと言えば、エネルは故郷である空島ビルカを滅ぼしてスカイピアにやってきて、そのスカイピアも滅ぼして月へ行こうとしていた。

この事からルナーリア族は、「故郷である月を滅ぼして青色の星へ降り立った」というリンクも考えられる。

いずれにしても、「神=ルナーリア族」が元は月の住人だとすれば、エネルのこの発言の辻褄も合ってくるのではないだろうか。

つまり、元々「月の神」として君臨していたのがルナーリア族だということだ。

なぜ月を滅したのか?ルナーリア族も資源不足で青色の星へ降り立ったのか?そこまではまだ分からないが、その後ルナーリア族を倒し、新たな神として君臨したのがイムを始めとする天竜人なのだろう…。

まとめ

ルナーリア族の正体について、まだ決定的な根拠と言えるものはないが、そのネーミングは「ルナー(lunar)リア(rear)」という造語から来ているのでは無いかという説を私は推したい。

また、満月の時に”闇になる側”が黒い羽を持つルナーリア族なら、”光っている側”の末裔は”光る月”で「光月家」かも?

そう考えると、白い羽を持つ「天狗山飛徹」は、やはり噂通り「光月スキヤキ」なのかもしれない。

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例えば、女性の人魚が30歳で足が二又化するように、年齢や何らかの条件で羽が生える可能性も?

んー、この辺りはまた何か気が付いたら記事にしようと思う。

それではまた。

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