「パイロブロインと巨大化、悪魔の実」空白の100年を深く読み解く❷

こちらの続きです。

「月の資源=パイロブロイン」空白の100年を深く読み解く❶
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前回最後に触れたパイロブロインの性質

(巨大化した樹木とサウスバード)
引用:ONE PIECE253話、267話

「動植物を異常な速度で育む力がある」

そもそもこの設定。

空島編に必要だったのでしょうか?

思い返して頂くとこの設定が無くてもストーリー上全く問題が無いことが分かると思います。
パイロブロインは、雲の上に人が立てる理屈付けにさえなればいいはずなのに、わざわざ更なる設定を付与しているんです。

尾田さんならそこから広がるストーリーを考えているでしょう。

今回は、パイロブロインを中心に物語を見渡すと次々に繋がりが見えてくるという話。

まず注目したいのがベガパンク周り。

引用:ONE PIECE668話、684話

「人体の巨大化研究」

この研究にベガパンクが携わっていたようです。

更に、エッグヘッドでパイロブロインの研究をしていることも確定しています。(1064話より)

何だか繋がってきますよね。

掘り下げます。

パンクハザードとエッグヘッド

二つの島に共通する「子供の巨大化」

引用:ONE PIECE657話、1065話

そして、悪魔の実の能力を再現する「緑の液体」

(←SAD|グリーンブラッド→)
引用:ONE PIECE690話、1070話

結論から言えば、「全てパイロブロインを利用している」と考えています。

「動植物を異常な速度で育む」

科学者ならこの性質を人体の巨大化に利用してみないわけはないでしょう。

つまり、ベガパンクは人体の巨大化を実現するためにパンクハザード時代からパイロブロインを研究しているということです。そして、セラフィムの完成を以って成功したのではないかと。

一方、パンクハザードに残されたベガパンクの未完成の研究資料、材料を利用して不完全な研究を行っていたのがシーザー。子供達に少しずつパイロブロインを投与していたのだと思われます。しかし、シーザーのやり方では人体に悪影響が出てしまったのでしょう。

そして、この2つ。
・人造悪魔の実の素となる「SAD」
・悪魔の実の能力を宿す血液「グリーンブラッド」
同じ“緑の液体”であるこれらもパイロブロインを応用していると考えています。

引用:ONE PIECE1069話

セラフィム達が子供なのに巨大な理由は、常時投与されているグリーンブラッドにパイロブロインが含まれているからだと考えれば辻褄が合います。

SADは直接人に継続投与するわけではないので、SMILEに巨大化効果はもちろん見られませんが、添えられた数字が興味深い。

引用:ONE PIECE690話、738話

・8163→パイロ(の)実?
・B-2600  1→ブロイン?

何故かパイロブロインの匂わせとも取れる数字が並べられています。

どちらも緑の液体。どちらも能力の再現に利用。グリーンブラッドが子供を巨大化させている可能性…
悪魔の実の再現にはパイロブロインが必要不可欠なのではないでしょうか。(セラフィムの巨大化は能力付与の副産物である可能性も?)

こんな感じでパイロブロインを中心にベガパンク周りを読み解くと色々と繋がっていきます。

次に着目したいのが巨大化した樹木。

神の島と陽樹イブ

空島では樹木がパイロブロインによる急成長で文明を飲み込んでいました。

引用:ONE PIECE249話

これと酷似した場所が一つあります。

パンゲア城は「花の部屋」です。

引用:ONE PIECE908話

樹が城を飲み込みながら同化しています。

この樹の正体は十中八九「陽樹イブ」(の一部)ではないかと考えています。

何故ならレッドラインは恐らく“不毛の土地”だからです。

引用:ONE PIECE490話、906話

レッドラインは「土」でありながらその壁には必ず植物の類は草一つ描かれません。そしてマリージョアの木々も「人工」だと言います。

そんな土地で生きていられる植物があるとするなら、それは真下の海底に根を張り、直上へと伸びる陽樹イブ以外には考えられないはずです。

引用:ONE PIECE612話

となると。

この陽樹イブにも何らかの形でパイロブロインが絡んでいるのではないでしょうか?

先程パイロブロインは「悪魔の実の再現には必要不可欠」だと言いました。
陽樹イブに関するよくある考察で「旧約聖書のアダムとイブが知恵の樹の実を食べてしまった話をモチーフにして、悪魔の実は元は陽樹イブから生まれたのではないか」というものがありますが、これが正しいのならこんな仮説が立てられます。

「陽樹イブにパイロブロインを加える事で生み出されたのが悪魔の実」

だから陽樹イブは城を飲み込むほど異常な速度で育ったのではと。

ただ、ベガパンクは悪魔の実について次の様に言っていました。

引用:ONE PIECE1069話

人々の願望が実現したのが悪魔の実だと。

では、どうやって「陽樹イブ×パイロブロイン」に人々の願望を加えるのか?

これも空島がヒントではないかと。

引用:ONE PIECE291話

魂が宿る「身縒木」。

つまり、こんな流れ。
願望を持った者の魂が陽樹イブに宿る

何らかの形でパイロブロインを加える

悪魔の実が生まれる

すなわち、

「陽樹イブ×パイロブロイン×魂=悪魔の実」

やや妄想が過ぎるでしょうか。もう少し輪郭がハッキリしないと説得力に欠けますね。

何れにしても花の部屋が樹に飲み込まれている理由は、「陽樹イブ×パイロブロイン」これによるものと推察しています。
2つの作用が悪魔の実の生成でないのなら、2つによって天竜人達が何らかの“利”を得ている可能性もあるのかも知れません。(例えば寿命を延ばすとか)

今回は以上です。

パイロブロイン考察はまだ広がります。次回は「人工太陽」「鉄の巨人」「古代のエネルギー」。

それではまた。

(追記)更新しました↓

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