【五老星の正体】最も壮大な伏線を暴き世界をひっくり返す!!実は幽閉されていた!?

名作と言われる作品は、見事な伏線回収をすることが多い。その伏線回収までの時間が長ければ長いほど、大どんでん返しに心が動いて「もう一度みたい」と強く思うはずだ。恐らく世界一の漫画「ONE PIECE」もそんな感情の渦を世界中に巻き起こすだろう。
その要因の一つが「五老星の正体」となる…。

この記事は三段階で積み上げてきた考察の結末となっているので、先に以下二つの記事を読むことをオススメする。

これらの記事から私は以下の様に「元の世界の地形」を導き出している。

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そして、文末に今回の五老星の謎解きへと繋がる二つの要素を示した。

ⅰ.現在の世界の島々に国があって王がいるように、五つの巨大な島にも「五人の王がいた」と考えるのが自然であること

ⅱ.オリンピックシンボルが表す五つの大陸
・アジア
・アメリカ
・ヨーロッパ
・アフリカ
・ユーラシア

引用元:OLYMPIC CHANNEL

ⅰについては「五人の王」=「五老星」だと考えている。ⅱも結びついてくるわけだが、その説明は後述するので楽しみにしていて欲しい。まずは、今回展開する考察内容を挙げておく。

①空白の100年の対立構図
②五老星の不可解な3つの点
③イムの能力
④五老星のモデルと五大陸の関係
⑤五老星「表紙の伏線」

それでは、まだ誰も到達していない五老星の正体を暴いていこう。

①空白の100年の対立構図

クローバー博士の推理が正しければ、900〜800年前に「巨大な王国vs連合国」の戦いが起こり、巨大な王国が敗北したということだ。

連合国は後の世界政府なのだから、五老星は連合国側だったとするのが自然だとは思うが、一旦その考えはしまっておいて欲しい。

その上で、過去の戦いにおいて世界の国々がどの様な対立構図を取ったのかを解き明かしていく。まず、先述した「元の世界の地形」を基に私は次のように考えている。

元の世界にも「三大勢力」が存在した

これを裏付けるヒントは、「海の戦士ソラ」が持っている。そもそも、ソラとはサンジの母親の名前でもあるのだが、「海の戦士ソラの敵役であるジェルマの母が何故同じ名前?」と疑問に思った人も多いと思う。だが、ここに違和感を感じさせることは、尾田さんが読者に仕掛けたヒントだと私は考えている。

海の戦士ソラは、一コマしか出ていないが、注目したいのがその「背中のマーク」だ。

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先に挙げた元の世界地図と並べると、二つはどこか似ている。ただし、左図の赤い線は現世界のレッドラインの位置を示す為のものなので無いものとして考えて欲しい。そうなるとソラのマークと遠ざかりそうだが、少し頭を柔らかくして考えると二つが合致してくるのだ。

まず、ソラのマークは以下二つのマークを合わせたものと考えられる。

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この内、海軍マークの赤い四角で示した部分をこう考える。

二つの「月」の繋がり

つまり、月と関係が深いであろう「ワノ国」と「シャンドラ」の繋がりを表していると解く。
次に、ソラのマークを以下の様に組み替える。

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ソラのマーク→世界政府シンボルを除く→交点を上下に広げる

交点を上下に広げるのは、輪ノ国がロングリングロングランドの様に繋がったり離れたりを繰り返しているという前回の考察をイメージして欲しい。これを元の世界地図に当てはめるとこうなる。

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右図は左図を左下正面か見た図

これによって、元の世界地図を平面的に捉えたのがソラのマークなのだと紐解ける。すなわち、ソラのマークは以下3つのものを表しているのではないだろうか。

・巨大な五つの島
・輪ノ国
・月の民の二つの王国

これが空白の100年の三大勢力ということだ。
では、これらの国々はどの様に分かれて対立したのか?
「輪ノ国」とは現在の偉大なる航路の島々のことなので、そこにドレスローザとアラバスタが含まれているということは、こう紐解ける。

「輪ノ国」=20人の王による「連合国」

月の民の二つの王国は輪ノ国の一部ではあるが、歴史の本文ポーネグリフを残したのがワノ国、それを代々守ってきたのがシャンドラであることから、こうなる。

月の民の二つの王国=「巨大な王国」側

では、五老星が率いたと思われる「五つの巨大な島」はどちら側についたのか?

それを次の項で明らかにしていきたい。

そして、「輪ノ国=連合国側」であるアラバスタが代々ポーネグリフを守ってきた理由も少し先に後述する。

尚、「なぜ海軍マークや海の戦士ソラのマークに世界の秘密を入れたの?」という疑問を持っている人もいると思うが、それはこの先を読み進めれば答えが見えてくるはずだ。

②五老星の不可解な3つの点

Ⅰ.明らかに「武人」の出立ち

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「世界政府最高権力」という立場にあるということは平たく言えば「政治家」であるわけだが、その容姿は武人の風格がある。

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ぜい肉だるだるのこの二人と同じ天竜人でありながら、身体が締まっている者が三人、二人は太いが弛んでいるわけではなくアメフト選手の様な体型に見える。そして、戦いによるものと思われる傷跡を持つ者もいて、常に刀を大事そうに持っている者までいる。

五老星は、武人

まずこの可能性が一つ。

Ⅱ.オハラに秘密を知られ「残念がる」

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「オハラは……知りすぎた…………!!!」

こう言い落胆し、残念がっている。これは非常に不可解である。なぜなら、巨大な王国の情報を執拗なまでにかき消したのは「世界政府」だとされており、五老星は秘密を隠した張本人のはずだからだ。しかし、その隠した秘密を知った者を無慈悲に消すかと思いきや、残念がったのだ。

絶対に知られたくない秘密を知られて人は残念がるだろうか?

この一連の描写から読み取れるのは、オハラを消したのは明らかに「不本意」であったことだ。
単純に世界文化へ貢献したクローバーを消さなければならないことが不本意なのだとも取れるかもしれないが、この漫画はそんなに単純ではないことが多々あるので、闇はもっと深いと考えている。

そこで二つ目にこの様な仮説を立ててみる。

五老星は、”誰か”が上手く世界の秘密を暴くことを待っている

Ⅲ.限られた行動範囲

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左:権力の間、右:噴水の前

五老星は、基本的には「権力の間」に居て、約10年前にスパンダムと話をした時だけ「噴水の前」に座っていた。

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上:通路、下:虚の玉座

そして、この描写では初めて別の部屋へ移動する様子が描かれたのだが、五老星のいる場所は4つに限られている。

・権力の間
・噴水の前
・通路
・虚の玉座

ここからが重要なのだが、実は上記4つの場所は全てパンゲア城の「とある位置」だと特定できるのだ。

まずは、それぞれの「背景」に注目して見てほしい。

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権力の間→「アーチ窓」
噴水前→「緑の屋根とアーチ」

この様な特徴が見て取れる。その上で、次はパンゲア城外観の「窓」に注目してほしい。

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この城は、緑の屋根より下は全て四角い窓で、「アーチ窓」はそれより上に少ししか無いのだ。
これはつまり、権力の間と噴水前は緑の屋根より上の「上層階」にある可能性が高いということである。

次の二つは、分かりにくいが良く見て欲しい。

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通路→和風の老人の頭の上に「アーチ」
虚の玉座→通路と同じ建築様式の「柱(左端)」

これらの背景から分かるのが、恐らく通路と虚の玉座は「同じ階」ということ。
そして、アーチがあるという事はこれらも「上層階」である可能性が高いということだ。

以上のことから五老星は「パンゲア城の上層階」という限られた場所にしかいないと推察ができ、見方を変えるとこれは限られた場所にしか「行けない」ともとれる。

そこで三つ目の仮説を立てる。

五老星は、閉じ込められている

一度三つの仮説をまとめる。

Ⅰ.武人
Ⅱ.”
誰か”が上手く世界の秘密を暴くことを待っている
Ⅲ.閉じ込められている

これらの仮説を繋ぎ合わせると、以下の様なシナリオが組み上げられる。

ーー五老星は、自ら先頭に立った戦いに敗れ、世界の均衡を保つように命じられ、パンゲア城に閉じ込められた。そして、解放される日を待っている。

「戦いに敗れた」ということは、

巨大五島の王である五老星=巨大な王国側の人間

このように導き出せる。つまり、空白の100年の戦いの対立構図は、

巨大五島&月と関係の深い二国 vs 連合国

となる。

ただし、上に組み上げたシナリオが通るには、五老星の言動を支配し、空白の100年から生き続けさせる為の大きな理由がなければならないだろう。

それを次の項で示す。

③イムの能力

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五老星はイムに絶対服従している様子である。このイムという存在に度肝を抜かれた読者は多いのではないだろうか?
それまで「五老星は『巨大な王国vs連合国(世界政府)』の戦いに勝ち、最高権力として世界を支配している」と誰しも思っていたのに、さらにその上から支配をする者がいたのだからその衝撃は大きかった筈だ。

それと共に、この「真の支配者イム」が存在した事実は、五老星の正体を暴く大きな鍵となっている。

そもそも、ONE PIECEは「自由vs支配」の対立を描いた物語である。現にルフィは冒険を通して各島々の仲間や友達、及びその国自体の自由を勝ち取ってきている。

これはつまり、各島々に「支配者」の存在があるからこそ成り立つ対立関係だが、その対立を世界規模で見たときに支配のピラミッドの頂点に君臨するのが「イム」なのだ。

そこで一つイムの能力について、大胆な仮説を立ててみたい。

"人の心を支配し、操る能力"

一見シンプルに見えるが、もし本当にこの様な能力があるならば”悪魔の実の力まで”操れるかもしれない。

すると、メモメモの実の能力者を操り人々の記憶を消すことも、フワフワの実の能力者を操り地形を変えてレッドラインを造ることも、覚醒したナギナギの実の能力者を操りカームベルトを造ることも可能となる。

つまり、全ての悪魔の実の能力を操ることも可能とするイムは言わば次のようにも捉えられる。

"全能の神"

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考えれば考えるほど末恐ろしい能力である。しかし、この壮大な物語の支配者の頂点に君臨できるならば、それぐらいの能力を持っていてもおかしくはない。
ドフラミンゴにもモリアにも他者の悪魔の実の能力まで操ることは出来なかったが、それが出来るイムは全ての支配者の「最上位互換」なのだ。

そして、この能力があれば五老星が閉じ込められ従っていることにも合点がいく。

以上の考察を元にして、②で組み上げたシナリオに更に肉付けをする。

ーー巨大な王国側を率いた五老星は、イムが率いた連合国との戦いに敗れた。そして、イムが操るオペオペの実の能力者によって”不老”にされ、心臓をも奪われ、死ぬことも許されぬまま「パンゲア城上層階から出てはならない」「世界の均衡を保て」「秘密を喋ろうとする者は消せ」と命じられ、従い続けさせられている。そして解放される日を待っている。

空白の100年に起きた戦いで「巨大な王国」を五老星が率いたとするならば、彼らは非常に有能な人物であると推察できるが、イムはその有能な五人の王を葬るのではなく逆に利用して世界を統べさせているのではないだろうか。

では、なぜイムは自分で世界を統べないのか?

ここは更に大胆な仮説が必要になる。私はこう考えた。

イムは、四年に一度しか起きない

だからイムは自分が眠っている間の世界の統治を有能な五人の王にやらせているのではないだろうか。そして、世界会議が四年に一度開催されるのもこれが理由だと思うのだ。

更に、ONE PIECEの年表に着目すると世界会議の年には「病気関連」の出来事が起きている。

・52年前 ヨーキ→未知のウイルス
・28年前 ロジャー→不治の病
・16年前 フレバンス→珀鉛病
・現在 コブラ→何らかの病気

彼らは、四年に一度起きたイムが「歴史より消すべき灯」に選び、何らかの手段で病死させてきたのかもしれない。

このようにイムの能力を考えていくと、誰も対抗する術がなくある意味「最強」の能力のようにも思える。

しかし、そんなイムにも消し去りたい「天敵」がいて、その天敵は、②Ⅱの五老星が待つ「上手く世界の秘密を暴いて自分達を解放する“誰か”」と同一だと考えている。それこそが、

"Dの一族"

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ここでなぜ「神の天敵」と呼ばれているのかを考えてみたい。
天竜人達からそう呼ばれるからには、それなりの理由があったことは間違いない。私は、そのヒントとなっているのが空島にてルフィが「神エネル」の最強とも言える能力を無効化したシーンだと考えている。

そこでは敢えて「天敵」という言葉が使われており、神エネルの天敵ということは「神の天敵」ということになる。その神の能力を無効化したシーンを伏線と捉えるならば、「神の天敵=Dの一族」には全能の神イムの支配能力を無効化する力があるのかもしれない。なぜ無効化できるのかという確たる証拠はまだないが、確かなことはDの一族は「支配」とは相反する「自由」な思想を持っていることだ。

これが正しければ、イムに支配されることなく討ち滅ぼすことが出来るのはDの一族であり、五老星はそれを待っている。このことから五老星とDの一族は空白の100年に共闘した「味方」だと紐解ける。

するとシャンクスが五老星に謁見していた意味も変わってくるのだ。

ただ、ここまで読んでも「五老星=敵」だと思い続けてきた人にとっては直ぐには信じられないことだと思う。

しかし、次の項で更にこの考察に真実味を帯びさせてみる。

④五老星のモデルと五大陸の関係

まずは五老星のモデルを確認していくが、注意点としてこれは公式情報ではないと思われるので、尾田さんが「モデルにしてない」と言ってしまえばこの項の考察は全て崩れるので悪しからず。

Ⅰ.エイブラハム・リンカーン

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・アメリカ出身
・第16代大統領
・南北戦争において北部を勝利に導き、奴隷解放宣言を出し、奴隷制度を廃止した
→奴隷を自由にした

Ⅱ.マハトマ・ガンジー

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・インド出身
・非暴力、不服従を信念に権力と戦い、インドを英国からの独立に導いた
→支配者から自由を勝ち取った

Ⅲ.ミハイル・ゴルバチョフ

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・ロシア出身
・旧ソ連の完全な共産主義経済の改革を推し進め、資本主義を導入した
支配的経済体制を自由的にした

Ⅳ.板垣退助

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・日本出身
・一部の者だけが行う日本政治に疑問を持ち、自由民権運動を起こして、選挙によって民間から選ばれた議員による国会開設を求めた。
誰でも自由に政治参加出来るよう訴えた

Ⅴ.カール・マルクス

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・ドイツ出身
・資本家(経営者)と労働者の格差が大きく開いた社会に対してマルクス主義を唱え、平等な社会の実現を目指した
→労働者階級の自由と平等への思想を著作した

以上、五人のモデルとなった人たちは皆、共通して「自由のために支配と戦った偉人」なのである。このことから支配者イムとは元々敵であり、Dの一族の味方である可能性が生まれる。そして更にその可能性を高めるのが「五人の偉人の出身地」だ。

それこそが冒頭に挙げたオリンピックシンボルが表す五大陸と繋がってくる要素だ。

・アメリカ→リンカーン(アメリカ)
・アジア→ガンジー(インド)
・ユーラシア→ゴルバチョフ(ロシア)
・ヨーロッパ→マルクス(ドイツ)
・アフリカ→?

まずこのように四大陸それぞれに綺麗に当てはまる。更に「アフリカ」が空いていることに大きな意味がある。

まず、浮いた板垣退助だがそれは次のように考えていく。実は、オリンピックシンボルは「6色」で構成されているという公式の事実がある。

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青、黒、赤、黄、緑、「白」

つまり、ONE PIECEは日本の漫画なので日本の自由の為に戦った代表的な偉人「板垣退助」を6人目として入れているわけだ。

では、アフリカの偉人は?

アフリカに属される代表的な国といえば「エジプト」、エジプトといえば「アラバスタ」。つまり空いた席にはこの男が入る。

Ⅵ.ファラオ

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・エジプト出身
・ファラオとはエジプトの王の総称であるが、コブラは何人かの偉大なファラオ達をモデルにしていると考えられる

アラバスタは、4000年以上の歴史を持つONE PIECEの世界で最古の王国であり、輪ノ国の代表的な国と言えることから、輪ノ国を率いる力を持っていた可能性が考えられる。ということは、あえて五老星の中にアフリカの偉人を入れないことで暗示しているのは、「巨大五島と輪ノ国の結びつき」なのかもしれない。

以上の考察から分かるポイントがある。

世界政府シンボルは、世界平和を祈念する祭典であるオリンピックのシンボルから着想を得たと考えられるので、巨大五島と輪ノ国は元々は平和に結びついていた。

これを壊したのがイムなのだ。そこで③で示したイムの能力を掛け合わせて、空白の100年に起きたシナリオを組んでみる。

ーーイムが支配したのは、当時輪ノ国最大の力を誇ったアラバスタ国王の心。
イムはアラバスタ国王を操り、19人の王の欲につけ込み、そそのかして連合国を組んだ。
戦いの後、イムの支配が解けて我に返ったアラバスタ国王は、聖地へ入るのを拒否して国へ帰り、ポーネグリフを受け取り代々守ってきた。
その後イムは世界中の人から記憶を消した。

これで連合国側に属したアラバスタにポーネグリフが存在して、代々守られてきた理由が解けたはずだ。そして、ここまでの考察で少しずつ「空白の100年」の片鱗も見えてきたのではないだろうか。

少し話が逸れたが、続いては私が考察した「五老星の正体」が示唆されていた表紙の伏線を見ていこう。

⑤五老星「表紙の伏線」

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まず、五老星が初登場したのは左の「第233話"世界最高権力"」であるが、この表紙は唯一黒く塗られている。これは尾田さんが漫画家の同志「しんがぎん氏」への追悼の意を込めて塗ったと本人が言っているが、もう一つ重要な伏線としての暗示もあると考えている。

右の五老星登場回である「第395話”オハラvs世界政府”」の扉絵に注目して欲しいのだが、扉絵のタイトルは「“裏切りの黒”で船ののっとり」であり、第233話の五老星初登場回と「黒」で結びついてくるのだ。黒は五老星を表している、つまり彼らはイムを裏切る。そして五老星を敵として捉えてきた読者をも裏切る

更に、私が敬愛する考察YouTuberユデロン氏の語呂合わせ手法を借りると、「395」はこうなる。

3(さ)9(く)5(ご)=「錯誤」

つまり、五老星を敵として捉えていることは錯誤であるということだ。

追記|2022.1.17 第1037話を読んで

五老星に関する追加情報があったのでこちらに書いています。

シャンクスの言う「ある海賊」とは?1037話の五老星の会話で遂に判明?
...

最後に

以下のシーンの最初にこう付け加えて読んで欲しい。

イムよ、

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これだけで全く違った意味を持ってくるから面白い。

この様にして五老星の全ての言葉を読み返すと、この記事の考察があながち的外れではないことが分かるだろう。

ほら、文頭に書いたように「もう一度読みたい」ってなったでしょ?笑

以下に全ての登場話を載せておく。

233話 世界最高権力
303話 金持ち海賊団
355話 スパンダム
395話 オハラvs世界政府
433話 その海の名は
594話 メッセージ
793話 虎と犬
907話 虚の玉座
908話 世界会議開幕

ー五老星の正体はONE PIECEファンたちが持つ概念をひっくり返す存在-

この可能性に気が付けたのは、他でもない「ルフィの夢の果て」について気が付けたからである。

ONE PIECEという物語は、ルフィの夢の果てが「物語の根幹」となっており、その核となる内容が理解できれば考察もブレることはないし、尾田さんがONE PIECEを通して伝えようとしているであろうことも見えてくる。

「ルフィの夢の果て」については、このnoteにまとめてあるので是非見て欲しい。

追記(2022.06.10)

五老星の正体は、ブラッシュアップしてYouTube動画でUPしました。

現在は、YouTubeに注力しておりこれからどんどんUPしていきますので、チャンネル登録よろしくお願い致します!!

【五老星の正体〜前編〜】最大の禁忌を暴く!!全ての鍵を握るのは「五つの島」と「プルトンの在処」
【五老星の正体〜後編〜】実は幽閉されている!?あの身近な女性キャラで全てを暴く!ひっくり返る言葉の真意とは!?

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コメント

  1. […] […]

  2. […] […]

  3. […] まずは、パンゲア城内にいるところしか描かれていない五老星だが、背景の「アーチ窓」が大きな手掛かりとなり、彼らは「パンゲア城の上層階にしかいない」と五老星の正体の記事にて考察した。 […]

  4. […] […]

  5. 記事大変興味深く読ませていただきましたありがとうございます。
    ふと思ったのですが、ルフィ=ウラヌスの場合、イム=指示で操り実行させ続ける能力(ウラヌス以外の能力者や海王類を含む)=意志を読み取る疎通能力を含む=ポセイドンって連想したのですがどうですか?

    そうするとイムが魚人の可能性がひょっとしたらとか?
    なんとなくで友好を無茶苦茶にした魚人のホーディ・ジョーンズと世界を無茶苦茶にしたイムで共通点?
    またシルエットの頭部の長さは王冠ではなく魚人の特徴が可能性も考えられます。

    • 魚人を忌み嫌う天竜人の頂点であろうイムが「実は魚人だった」

      面白い考察ですね!

      イムが五老星を従わせ続けられる理由は、最新話の情報を受けて、改変して動画を制作中です。

      良かったらまたそちらをご覧下さいね!

  6. とっても面白く読ませていただきました!
    全て納得の考察で天晴でした!
    ただ1点、五老星のモデルについてウンチクを…。
    ガンジーは、インド独立運動をする前に、当時ヨーロッパ諸国に支配されていたアフリカにて、弁護士をしながら人種差別と戦いました。
    ガンジーをアフリカとすると、板垣退助をアジアとみることができます!

    • なんと!掘り下げるとその様な情報が!
      もしかしたらその当てはめ方が正しいかもしれません。

  7. TikTokで他のONE PIECE考察者が流れてきたのですが、その人も五老星味方説を推していてその人の考察はONE PIECE内で本音を言ってない描写の時には目に縦線が入るそうです。ゾロの何もなかったやサンジのルフィを罵倒するシーンで縦線が入っておりました。イムがルルシアを滅ぼす命令を下した時の五老星の目にも縦線が入ってたのが理由です

    • その内容多分僕のツイートの引用ではないでしょうか…

      • 今調べるとTikTokで考察太郎という名前でしたその方があげてましたよ!主が先なのは知ってます

  8. […] […]

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